実際、他の人は調査員を何人用意しているのか気になりますよね?
営業の方は、出社後、一日中外回りされたり直帰されるケースも。
今までの調査案件を基に、ざっくりとお伝えいたします。
ビジネスマン内勤のケースは、しっかり調査を固めるなら4人、程々なら3人で調査を行う感じです。
※【調査員4人を選択する方】
自宅から徒歩尾行2人、勤務先の地上の出入り口1人(バイク担当)営業車の駐車場に車1台。出勤確認が出来たらバイク担当者はルート監視。
会社に着き、電車でも営業車でもどちらで外出されても、誰かしらキャッチ可能な状態に準備されます。
※【調査員3人を選択する方】
自宅から徒歩尾行2人、勤務先の地上の出入り口1人(バイク担当)出勤確認が出来たらバイク担当者は駐車場監視。
電車での営業回りになった場合は、バイク担当者も一緒に徒歩尾行。
営業車での営業回りになった場合は、徒歩尾行の調査員は、シェアカーを借り、後からバイクと合流します。失尾したら調査終了です。
※【調査員3人を選択する方】もう1パターン
自宅から徒歩尾行2人、勤務先の地上の出入り口1人(バイク担当)出勤せず、直行した場合は、バイク担当者は電車で徒歩尾行に合流。失尾したら調査終了。
自宅が住宅街で閑散としすぎている場合は、最寄駅や駐輪場からのスタートになることも。
そこで対象者がいつも来る時間に現れなければ、職場へ行き、キャッチできなければ、調査終了になります。
◎電車で営業回りをし、不倫相手が駅まで迎えに来ることも。
近くにシェアカーがあり、間に合う様なら借りに行く、もしくは後続にタクシーがあれば、タクシーで追います。(交通費込みの会社とご契約の場合、経費の関係上、タクシー追い禁止の会社もあります)
タクシーや車で迎えに来られた場合は、車が向かう方面を見ておき、シェアカーを借りて、車が向かった方面を探査。見つからなければ駅に戻り待機。時間になっても対象者が戻らなければ、そこで調査終了。
調査員1人だったらどうなるの?
自宅からひたすら1人で尾行します。
準備が良い調査員でしたら、前日に車を勤務先近くのパーキングに停めておき、朝は電車で徒歩尾行。会社から営業車で動かれた際は、車で追っていきます。
これは、1人で調査を担当する事が多い調査でないと気付かない準備です。
トイレに行くタイミングや、カメラの据え置き場所も熟知しているため、1人でもしっかり追切り、寝ずの番で証拠を撮って下さいました。
車の運転は、荒い人も多いですし、信号で引っかかることもあります。探査をしてもなかなか追いつかない場合は調査終了になります。
調査員5人以上だったらどうなるの?
多すぎて発覚のリスクが上がります。
営業の方が常に出入りする会社ですと、見慣れない一般人がフラフラしていたり、おしゃべりしていると、皆さん気にされます。低層階の会社ですと、窓から外をよく眺めている方がいらっしゃるため、何かおかしいと通報されます。
人の出入りが多い会社は、調査員の人数に気を付けたいところです。
通報された場合でも、調査は続行しますが、場合によっては中止せざるを得ない場合もあります。
キャッチできなくても、通報されても、調査費用は戻ってきません。
キャッチする確率が低いのに、なぜ1人しか調査員を用意しないの?
探偵社ってプロですよね。
調査員1人では難しいとわかっていて、なぜ1人しか調査員を入れないのでしょうか?
探偵社によっていろいろな理由があります。
※延長契約をして、追加の調査費用が欲しい。
皆さん、証拠が撮れるまで調査を続けたいと思われますので、その気持ちを利用しています。
※ご契約時間が沢山あるから。
50時間や100時間のご契約時間があるなら、数回失敗しても、最終、『結果が良ければ全てよし』だからという会社。
※調査員が沢山います風に広告では書いてあるが、実際は調査員不足。
どこの現場も1~2人しか配置できず、最悪、調査指定日を勝手に飛ばすことも。。。外注にお願いしても断られる調査員に不評な会社。
※調査依頼が出ているのに、調査手配を忘れており、急遽、終わった現場や近くの現場の調査員をばらして向かわせる。
結果、どっちの現場も手薄になってしまいます。
確実に人数を入れるなら、人数契約できる探偵社を。
人数が入らないなら、腕の良い個人探偵社を選択肢に。
探偵社によって、人数契約できる会社もあれば、適材適所で入れますとする会社もあり、色々です。
調査員の人数が多ければ、電車で移動なら徒歩尾行、社用車で移動なら車待ち構えなど、対応可能なのですが、出てきてすぐの流しのタクシーや、お迎えに来た車に乗り込まれると。。。
その対応をすべく、車やバイクで待機する調査員が必要になってまいります。出入口にいた調査員は、後から電車でも車でも合流可能ですからね。
調査員の人数が少ないと、初回の調査は、情報収集の回と割り切って、見送ってしまうという事もあります。
今までまとめてきたものを基に、出入り口を全部押さえる人数プラス、リアルタイム報告要員1人としておけば、対象者をキャッチする確率が上がることは、イメージついたのではと思います。
そして、調査員1人では、複数人で行う工程を1人で担当する為、証拠を掴むのに、時間や費用が掛かってしまうことも、イメージついたのではと思います。
ですが、個人探偵社の方は、大抵は大手探偵社で修業し独立、常に1人現場をこなしてきているため、その技術や経験、作戦は凄く、1人でもしっかり証拠を撮り、低価格でアフターフォローもできるという方もいらっしゃいます。
短期間の調査や、出入り口が判明していて、交通手段もわかるなど、情報をたくさんお持ちであれば、個人探偵社にお願いするのも一つの手かと思います。
人数契約ではない探偵社に調査をお願いするのでしたら、証拠を撮るチャンスは逃してしまうかもしれませんが、『指定日に、調査員を3人用意できない場合は、調査を行わないでください』と、予め決めておき、その際は、『キャンセル料を発生させない』など、きちんと取り決めをし、指示書に記載してもらう様にするのも一つの手だと思います。
もし、探偵社の人が指示書に書いてくれなければ、ご自身で書き込んでしまっても良いかと思います。書類に残すことが大切です。
調査費用に使えるお金は、無限にある訳ではないですよね。
その様な事も起こる可能性があると考え、ご自身に合う探偵社を探し当てたいですね。